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結局、マーガリンって危険なの?バターが品薄な今だから解決しておきたい疑問

   

マーガリンはプラスチックに成分が似ているとか、屋外においても腐らないから危険!という声がよく聞かれます。

私はホームベーカリーでパンを作ったり、お菓子を作るのが好きなのでバターは常に冷蔵庫にありました。

しかし、2014年頃から日本国内では慢性的なバター不足。
品薄により値上がりしたバターは、ちょっとした高級品に。

バターの棚の前で、値段を見て考え込む時間が長くなってしまいました。

結果、バターの代用品としてついつい、安いマーガリンに手を伸ばしてしまいがちに。

でも、「本当に食べていいのかな」という疑問が、常にぼんやりと頭の中にありました。

テレビやネットでよく聞く、「マーガリンは危険」というイメージ……実際のところはどうなんだろう?

疑問を解決したくて、調べてみることにしました。

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マーガリンの何が危険なの?トランス脂肪酸との関係

マーガリンに多く含有されている、トランス脂肪酸という成分が体に影響を及ぼしているそうです。

トランス脂肪酸は牛肉などにも微量に含まれます。天然のトランス脂肪酸です。これらは肉の脂身など、常温で固体のものです。

しかし、マーガリンは、常温で液体のものを、水素添加という技術で工業的に加工して固体にされたものです。
このときトランス脂肪酸がマーガリンにたくさん含まれるのです。

トランス脂肪酸=体に危険なもの、と知られるようになった時、その代表とされたのがマーガリン・ショートニングなどでした。

ファストフードのポテトの揚げ油、ドーナツには食感をよくするためにショートニングが使われています。

また家庭でも食されるマーガリンにたくさん含まれていたことで、マーガリンが危険!という認識が広まったのです。

 

トランス脂肪酸が人体に及ぼす影響は?

悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らします。
心疾患や認知症の可能性を高めたり、アトピーを悪化させると報告されています。

そのため、WHO(世界保健機関)でも、一日あたりのトランス脂肪酸の摂取量を制限することが推奨されています。

 

世界のトランス脂肪酸を巡る規制の動き

肥満大国であるアメリカでは、トランス脂肪酸を含んだ食品にはそのことを明示するように定められており、さらに州によっては飲食店でトランス脂肪酸を含む食品の使用禁止という法律まで。違反者には罰金の支払い義務があります。

また、諸外国でもトランス脂肪酸を含んでもいい量を定めて国内の流通を制限したり(ドイツ)、食品に含まれる栄養表示に、トランス脂肪酸の量を明記しなければならない(カナダ、韓国)など、対策が進んでいます。

WHOによると、一日のカロリーにおけるトランス脂肪酸の摂取量は1%未満が良いと推奨されています。

 

日本でのトランス脂肪酸の規制は?

驚いたことに、これだけ危険と言われているトランス脂肪酸は日本ではほとんど規制がされていません。

デンマークなどでは、マーガリンなどにおけるトランス脂肪酸の含有比率が2%以下と定められているのに対し、日本は平均して8%も含まれています。

なぜ日本で規制が進まないのかというと、日本人は基本的に和食で、欧米ほどトランス脂肪酸を含む食事を取っていないからだそうです。

けして日本のマーガリンにトランス脂肪酸が少ないわけではないんですね。

欧米ほどパン食を食べたり、パンにマーガリンを大量に塗ったり、ファストフードを食べる機会が少ない……そんな理由で、規制をしていないだけなのです。

日本だって食の欧米化が進んでいますし、仕事や家庭、ライフスタイルの多様化によって外食の機会も増えています。
調査によると、欧米並みにトランス脂肪酸を摂取している人も多いようです。

昔ながらの和の食卓を想定して規制していないとは驚きですね。

 

バター・マーガリン・ファストスプレッド・ショートニングとは?

バターは生乳に食塩を加えて作られたものです。

マーガリン類は、植物性の油脂から作られたものです。

マーガリンとファストスプレッドは、どちらもマーガリン類に分類されます。

両者の違いは油脂含有率。

油脂含有率が80%を越えるとマーガリン、80%未満がファストスプレッドとされます。

同じ量のマーガリンとファストスプレッドでは、ファストスプレットのほうがトランス脂肪酸の量は少なくなります。

そして、ショートニングはマーガリンから水分と添加物を除いた油脂です。ラードの代用品として開発されました。
マーガリン類と同じ量のトランス脂肪酸が含まれます。

 

マーガリン、ショートニングが使われている食品は?

マーガリンそのものに限らず、様々な食品にトランス脂肪酸を含むマーガリン、ショートニングが使われています。

ショートニングはさくっとした食感になり、長持ちするためファストフード店で揚げ油によく使われています。ドーナツやフライドポテト、フライドチキンが代表的。

おやつのチョコレートやビスケット、袋菓子でもショートニングはよく見ます。原材料表示などを確認してください。

また市販のパン類、菓子パンはトランス脂肪酸を含むマーガリンなどが多く使われています。

スーパーで売られているお菓子などを買う際は、特に子供のおやつなどはきちんと確認しなくてはいけませんね。

 

結論:マーガリンが危険というよりも、トランス脂肪酸規制が遅れている

調べた結果わかったことは、マーガリンが危険なのではなく、それに含まれているトランス脂肪酸が危険ということがわかりました。

更に、諸外国ではトランス脂肪酸の使用が禁止されるほどの規制がかけられているのにも関わらず、日本では「そもそも摂取量が少ないから」という呑気な理論で今日もマーガリンが使われているのですね。

確かに欧米ではマーガリンが1キロ単位で売られていたり、毎食のパンそのものにトランス脂肪酸が含まれているのに、さらにマーガリンを厚く塗る人もいるそうです。

さらに日本よりもファストフードが身近ですから、揚げ油などからのトランス脂肪酸の摂取量は尋常ではない量です。

しかし現代の日本ではフライドポテトを食べたり、外食して揚げ物を食べたり、パンを買ったり、買ってきたパンにマーガリンを塗ることも増えいるはずです。

けっして「日本人は欧米ほどは摂取していない」と安心してはいけませんよね。

 

トランス脂肪酸の低減に取り組んでいる企業・製品

マーガリン・創建社(べに花マーガリン、発酵豆乳入りマーガリン)

べに花ハイプラスマーガリン、発酵豆乳入りマーガリンを作る創建社のマーガリンは、100gあたりのトランス脂肪酸の含有量が驚きの0.4g。
企業が一体となってトランス脂肪酸の低減に取り組んでいるようです。
[blogcard url=”http://www.sokensha.co.jp/products/transsan.html”]

 

マーガリン・月島食品工業(パン屋さんのおいしいマーガリン)


スーパーなどでは買えない、パン屋さんや一部ネットショップでしか買えないマーガリン。
100gあたりのトランス脂肪酸含有量は0.5g。

 

日本パン工業会・会員企業、セブンイレブンのコンビニパン

日本のパン会社で作られる日本パン工業会では、トランス脂肪酸の低減に取り組んでいます。
トランス脂肪酸の含有量を5分の1~20分の1まで低減したそうです。

主な加盟企業として敷島製パン(Pasco)フジパン山崎製パンなどが含まれます。

また、セブンイレブンのオリジナルパンもトランス脂肪酸の低減に取り組んでいます。

日清オイリオ

食用油の有名メーカー。
国内の規制はなくとも、世界で最もトランス脂肪酸の規制が厳しいとされているデンマークに従う形で低減に取り組み。

ミスタードーナツ

ドーナツを揚げる油について、トランス脂肪酸の低減に取り組み。
ドーナツ1個あたり最大で1.5gも含まれていたトランス脂肪酸を0.25gまで減らすことに成功したそうです。

ドーナツ1個で、1.5gも含まれていたことにも驚きですね。
(アメリカ・ニューヨークでは1食あたりのトランス脂肪酸は0.5g以下に制限されています)

ブルボン

ブルボンといえば、大人も子供も大好きなお菓子メーカー。
トランス脂肪酸のみならず、食べることでの健康面へのリスク低下に取り組んでいます。

 

知って摂取するのと、知らずに摂取するのは大違い

バターが高値となり、漠然と「怖いけどいいのかな」と思いながらマーガリンを買う日が続いていました。

ネットで調べてもむやみに危険を煽るような内容ばかりで、「危険か」「危険じゃないか」があまりよくわかっていなかったのです。

しかし、その危険性をわかった上でマーガリンを買うか、バターを買うか……どういった料理に使うのかを考えることができるようになりました。
みなさまのお買い物にも、少しでも役立てれば嬉しいです。

参照:トランス脂肪酸 – Wikipedia消費者庁「脂質と脂肪酸の話」

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